Chat GPTでおとぎ話を作る

ChatGPTで魔法の世界のおとぎ話を作る方法をご紹介します。

寝かしつけの定番である絵本は、子どもがリラックスして眠りにつくのに最適なものです。しかし、毎晩新しい物語を考えるのは大変なことです。そこで、ChatGPTの出番です。

今回は、私がChatGPTを使って、子供に聞かせることができるオリジナルのベッドタイムストーリーを作成した方法を紹介します。
まず、「ネバーエンディング・ストーリー」「ドラクエ」「ソーサリー」「エルマーの冒険」などの名作からインスピレーションを得て( というか、かなりパクってますが )、物語の大枠を決めました。そして、ChatGPTを利用して詳細を詰めていきました。

ChatGTPとの会話では、DeepL(翻訳ツール)を使用しています。
聞きたいことを一度英語に翻訳して尋ねて、GPTから返ってきた英文を日本語に戻しています。

A beautiful princess with flowing golden hair ::5 Elegant dress and sparkling jewelry ::4 A magnificent ivory tower rising into the clouds ::3 Breathtaking landscape with rolling hills and sparkling waterfalls ::2 Majestic dragon flying overhead ::2 –s 250 –ar 1:1 –v 5
目次

おとぎ話を作るプロンプト

  まず私が以下のようにGPTに尋ねています。

以下の物語の続きを書いて

エルマーは、ベッドの横に本があることに気がついた。
その本は冒険の書という本だった。
エルマーは、その本の中に吸い込まれてしまった。そして子供の龍と出会った。

象牙の塔の王女は悪い魔法使いの魔法によって象牙の塔に閉じ込められている。エルマーと子供の龍は、王女を助け出す冒険へと旅だった。

象牙の塔に行くには、城塞都市”カーレ”を通り抜けなければならない。
しかし城門には”ゴーレム”という凶悪な門番がいる。
しかしゴーレムは妖精の笛を聞くと眠ってしまうのだ。

眠ってる隙に”カーレ”の中に入る作戦にしたが、妖精の笛を手に入れるためには、妖精の泉にいる、

いたずら好きの妖精に会って、その妖精から笛を奪わなければならない。

  Chat GPT4の返事

エルマーは、フェーゴと名付けた子供のドラゴンとともに、『冒険の書』で見つけた不思議な地図に導かれて、魔法の森を冒険していた。

その地図には、いたずら好きな妖精が住むという「妖精の泉」へと続く道が描かれていた。

妖精の泉に近づくと、笑い声が響き渡り、ほのかな魔法の光が広場を照らしている。
エルマーとフェーゴは茂みに隠れ、美しくも遊び好きな妖精が泉の周りを飛び回り、その笑い声が森に響くのを眺めていた。

その妖精はフェイという名で、なぞなぞやゲームが大好きなことで知られていた。

エルマーは、妖精の笛を賞品に、フェイに知恵比べをさせる計画を立てた。その代わり、フェイが勝てば、エルマーとフェーゴにひとつだけ恩を売ってもらうことにした。

妖精はこの勝負に興味を持ち、条件をのんだ。

フェイはエルマーとフェーゴに3つのなぞなぞを提示した。
フェイはエルマーとフェーゴに3つの謎を提示し、2人は知恵と勘を絞って協力した。

エルマーはフェーゴの協力のもと、見事謎を解き明かし、フェイも驚いた。

フェイは「妖精の笛は予測不可能な楽器です」と警告し、妖精の笛を手渡した。

笛を手にしたエルマーとフェーゴは、城塞都市カーレへと向かった。

慎重に城門に近づくと、そこには凶暴な門番のゴーレムが立っていた。

ゴーレムは石造りの堂々たる体躯で、周囲に侵入者がいないかどうか、光り輝く眼で見張っている。エルマーは妖精の笛を握りしめて、しばらくためらった。

フェイの警告を思い出しながら、しかし、この笛が自分たちに気づかれずにカーレに入る唯一のチャンスであることは分かっていた。

深呼吸をして、エルマーは笛に息を吹き込んだ。すると、メロディックな音色が響き渡り、ゴーレムの光る目が暗くなり始めた。
すると、ゴーレムの光る目はみるみるうちに暗くなり、石造りの巨体は前のめりになって眠ってしまった。

エルマーとフェーゴは安堵のため息をつき、ゴーレムが目を覚ます前に、さっさと城門をくぐってしまった。

An ancient and mystical Golem with glowing symbols and intricate engravings ::5 A majestic and imposing figure with a stern expression ::4 Eyes that pulse with arcane energy ::3 A temple with ancient ruins and crumbling pillars ::2 –s 250 –ar 1:1 –v 5

少し長くなりましたが、子供に聞かせる物語には仕上がっています。ただ、GPTは本の中に吸い込まれたという状況を理解していないかもしれません。

これで物語は終了したと思いきや、GPTはさらに物語の続きを語りはじめてしまいました…。

カーレの街に入ると、そこは商人や旅人、大道芸人などでにぎわう市場であった。

カーレの人々は親切で、エルマーとフェーゴに食べ物をくれたり、アドバイスをくれたりしながら、街を進んでいった。

やがて、カーレの郊外に出ると、そこには壮大な象牙の塔がそびえていた。エルマーとフェーゴは決意を新たにし、塔に続く危険な山道を登り始めた。

魔法をかけられたり、危険な生き物に出会ったりと、危険なことばかり。
しかし、エルマーの知恵とフェーゴの熱い息で、どんな困難も乗り越えていく。

標高が高くなるにつれ、気温は下がり、雪が降ってきて、あたりは真っ白になった。
そして、ついに象牙の塔の麓にたどり着いた。

塔は建築学的に見ても素晴らしいもので、その輝く壁と複雑な彫刻は、中に閉じ込められる王女の美しさと優雅さを反映している。

入り口は魔法の扉で封鎖されており、邪悪な魔法使いの呪文を解くことでしか開くことができない。

エルマーは、その謎を声に出して読んだ:
「私は口もなく話し、耳もなく聞く。私は口もなく話すし、耳もない。私は何でしょう?”
フェーゴは首を傾げて考え込んでいる。

その答えは、エルマーの頭にひらめいた。「エコーだ!」。
その瞬間、魔法の扉が開き、塔に入ることができた。

一歩一歩、期待に胸を膨らませながら、曲がりくねった階段を上っていく。その先には、水晶の部屋に閉じ込められた、気品と美しさを兼ね備えた王女がいた。

エルマーとフェーゴは、彼女を縛っている魔法の封印を解くために協力し、時間をかけなかった。

水晶が砕け散ると、王女は魔法の眠りから目覚めた。
そして、エルマーとフェーゴに抱きつき、涙を流して喜んだ。

3人は塔を降りてカーレの街に戻ると、街の人たちから歓声と祝福の声が上がった。

イザベラという名の王女は、自由を得たことに感謝するとともに、助けてくれた人たちの勇気と知性に感激した。

そして、もっと冒険をして、塔の外の世界を知りたいと思い、エルマーとフェーゴと一緒に魔法の森へ帰ることにした。

森に戻ると、妖精の泉で妖精のフェイに再会した。妖精の笛が役に立ったようで、自分の警告が無駄でなかったと喜んでいた。

フェイは、どんな冒険が待っているのか、興味津々で一行に同行することにした。

4人の仲間は、日を追うごとに友情と絆を深めながら、旅を続けていった。冒険の書が彼らを結びつけたのだ。

そして彼らは、この先待ち受けているエキサイティングな未知の道を受け入れ、どんな困難や不思議な世界にも立ち向かっていくことを確信したのだった。

そして、エルマー、フェーゴ、イザベラ姫、フェイの4人は、数え切れないほどの冒険に出かけ、勇気と知恵と友情の遺産を後世に残していったのだった。

本当は、笛を手にするまでの物語を書いて欲しかったのですが、お姫様を救い出すまでを書かれてしまいました。
どこまでを書いて欲しいかを入れておくべきだったでしょうか。
カーレの住民も全員が大嘘つきであるという設定にしようと思っていたのですが、みなさん親切になっていました…。

物語は、かなり大まかな内容で、詳細の話を書いてくれると期待していましたが、尋ねた言葉にもう少し工夫が必要だったみたいです。
しかし、子供の龍や妖精の名前を付けてくれたりして面白いと思います。

A fairy with a mischievous smile and a twinkle in her eye ::5 A fluttery green dress and translucent wings ::4 A pouch filled with various trinkets and gadgets ::3 A magical pond with lily pads and dragonflies ::2 –s 250 –ar 1:1 –no extra_fingers –v 5

  妖精のフェイが、エルマーとフェーゴに提示した3つのなぞなぞが気になったので、GPTに尋ねてみました。

フェイがエルマーとフェーゴに提示した3つのなぞなぞは何ですか?
もっと具体的に教えてください。。

  GPT4の返事

確かに!フェイがエルマーとフェーゴに提示した3つのなぞなぞを紹介します:

なぞなぞ1:
私は鉱山から連れ去られ、木のケースに閉じ込められ、そこから解放されることはありませんが、ほとんどすべての人に利用されています。私は何でしょう?

答えは 鉛筆の芯


なぞなぞ2:
取れば取るほど、残すものが増える。私は何でしょう?

答えは 足跡


なぞなぞ3:
私は生きていないが、成長できる。肺はないが、空気が必要だ。口はないが、水に殺される。私は何でしょう?

答えは、「火」


エルマーとフェーゴは協力して謎を解き、その知性とチームワークでフェイに感動を与えた。
この協力によって、2人は妖精の笛を手に入れただけでなく、冒険の旅に出るための強い絆の始まりとなったのです。

物語りを見た後に、個別に質問することによって、長編小説も作れそうですね。

しかし、カーレの住人は嘘つきという物語りにしたかったので、GPTに再度原稿依頼をしてみました。

An old liar with a wrinkled face and crooked cane ::5 A threadbare cloak and a sly expression ::4 A dimly lit alleyway with cobblestone streets ::3 A medieval city with towering walls and stone towers ::2 A rat scurrying by, hinting at the seedy underworld ::2 –s 250 –ar 1:1 –v 5

   私が再度尋ねています。

城塞都市カーレの住民には、大嘘つきもたくさんいました。

お姫様を助ける前に、エルマーたちは3回騙されてしまいました。
その3回の騙された手口を教えてください。

  GPT4の返事

罠1:偽りの近道
エルマーとフェーゴは、お姫様を助けるために出発する前に、象牙の塔への最短ルートを探していた。

すると、親切そうな老人が「近道がある」と教えてくれた。しかし、その老人は迷路のような細い路地を案内し、2人を迷わせた。
結局、近道はなく、老人が面白半分に騙したことがわかった。

罠2: 偽の地図
エルマーとフェーゴは、象牙の塔への最も効率的な道を探していたところ、目的地までまっすぐ案内してくれる珍しい魔法の地図を持っているという露天商に出会った。

しかし、その地図は贋作であり、偽の道や危険な落とし穴がたくさんあることが判明した。姫を助けたい一心で、必死になっている彼らの気持ちにつけこんできたのだ。

罠3: 偽物の薬
エルマーとフェーゴは、困難な旅を前にして、カリスマ薬屋から「不死身の薬を持っている」と声をかけられた。
その薬を飲むことで旅が楽になるというのだ。

ところが、その薬には何の効果もない。薬屋が売ったのは、無害な成分を混ぜただけの薬だったのだ。

しかし、エルマーとフェーゴは、「信頼」と「自分の腕と勘を信じることの大切さ」を学んだ。

そして、より慎重に行動し、より機転を利かせるようになった。このような経験が、2人の絆を深め、お姫様を助ける旅やその後の冒険で直面する試練への備えとなった。

このように、物語を追加したり、後から詳細なシーンを尋ねる事もできます。

今回は、謎解きも子供に聞かせるおとぎ話としては、十分だと思います。

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